Excelで複利の利息を出そう★FV関数

複利の計算は単利より若干手間です。まずは単利と複利の違いですが…

単利…最初に預けた金額（元金）にのみ 金利がつく（100万、年利10%なら毎年10万）利息の度に課税。

複利…最初に預けた金額（元金）に毎度の 利息を合計した金額（元利）につく金利。（単位が短く、預け期間が長いと金利対象額が増える）満期に課税。

例：年利10％で1万円、3年満期だと…（複利）

1年目：1万×10％＝1000円利息

2年目：1万1000円×10%＝1100円利息

3年目：1万2100円×10％＝1210円利息

よって13310円の受取額となります。（利息3310円。実際はこれに税金20.315％が引かれ利息は2638円）

　

これをFV関数を使うと素早く受取額を出すことができます。（税金20.315％は考慮されませんので利息からご自身で引きましょう）

=FV(利率,期間,定期支払額,-現在価値,支払期日) 

　

=FV(10%,3,,-10000)   →  13310円

　

★元金は現在価値に負の数で入力してください。

★13310円のうち元金が1万なので、利息が3310円。これに課税され（20.315％）2638円が利息。