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Excel2013-2019:CEILING関数とCEILING.MATH関数の違い

 

 

 

 

 

 

★Ceiling.math関数は2013からの関数です。クライアントなどに送付する可能性があるならCeiling関数を使いましょう。

 

CEILINGとCEILING.MATH関数はどちらも切り上げた倍数を返します。正の数なら結果は変わりません。しかしCEILING.MATHはモードを0以外で指定する負の数の時に−(マイナス)のまま数値だけ切り上げます。(つまり、本来CEILINGは切り上げなので結果が数値より大きくなる=負の数の時は数値が若く(小さく)なる。これを負の数でも数値の大きさを切り上げて返したい時に使う)

CEILING(数値,倍数) … 常に切り上げた倍数を返す

 

CEILING.MATH(数値,倍数,モード)… モードが0(又は省略)以外なら負の数でも−(マイナス)付きで数値を切り上げた倍数を返す(=数値より結果が小さく)


+ 例 3の倍数(切り上げ) +

CEILING(7,3)→ 9

CEILING(13,3)→ 15

CEILING.MATH(13,3)→15

CEILING(-13,3)→  -12

CEILING.MATH(-13,3) → -12

CEILING.MATH(-13,3,1) → -15(負のまま数値だけ切り上げ、つまり元の-13より小さい)


■ CEILING.MATH関数

CEILING.MATHのモードは0(または省略)は切り上げ、0以外なら0と逆方向に切り上げます(負の数の場合に、負の方向へ)

★注!2013からの関数なので2010まででは認識しません。

 

CEILING(-13,3)→  -12 (切り上げ)

CEILING.MATH(-13,3) → -12(切り上げ)

CEILING.MATH(-13,3,1) → -15(負の方向に切り上げ)

 

つまり負の数の時は「倍数で切り上げといいながら数値より小さくなっている(切捨て)」る状況にはなりますが、負でも数値を切り上げたい時に使えます。

→ CEILING.MATHは負の数の時、かつ「モード」を0または省略しなかった時に結果が異なります。


      

 

 

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