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Exchange+Outlook:メールボックスフルアクセスの自動表示(オートマッピング)を無効にする

 

 

 

 

メールボックスのフルアクセス権を付与されると、Outlookのフォルダウィンドウにそのメールボックスが自動表示されます(オートマッピング有効)

これを無効にするにはPowerShellで次のコマンドを実行します(EAC管理画面からは操作不可)

 

▼オートマッピング無効でフルアクセス付与

Add-MailboxPermission -Identity 対象メールボックス -User フルアクセスを貰うユーザー -AccessRights FullAccess -AutoMapping $False

 

※ちなみにグループアドレスに対しフルアクセスを付与した場合もオートマッピングは無効なのでコレで回避するのもアリです。

※既にツリー表示されている場合は、一旦アクセス権を削除してからオートマッピングFalseで付与した方が無難です。


−手順詳細−

 

STEP1:PowerShellを起動しExchange Onlineに接続

Connect-ExchangeOnline -UserPrincipalName ユーザー名@xx.com

※初めてPowerShellでExchangeOnlineに接続する場合はこちらから

 

STEP2:オートマッピング無効でフルアクセス付与

Add-MailboxPermission -Identity Share@a.com -User yamada@a.com -AccessRights FullAccess -AutoMapping $False

既にツリー表示されている場合は、一旦アクセス権を削除してからオートマッピングFalseで付与した方が無難

 

 

◆オートマッピング無効にした場合のメリットとは◆◆

既定ではEACからメールボックスのフルアクセス権限を持つと、自動的にフォルダウィンドウにメールボックスが表示されます。これは本来大変便利なのですが、大量のメールボックスへのフルアクセス権限を持つ必要のあるユーザー(例えば管理者、ヘルプデスク担当者、先生、リーダー等々…)は邪魔な場合があります。

こんな時、フルアクセス権だけは持っておいて必要な場合のみメールボックスにアクセスする、ということが可能です。

 

◎オートマッピング無効時のアクセスの方法◎

 

▼フォルダウィンドウに追加▼

ファイル→「アカウント設定」→「アカウント設定」→「変更」→「その他の設定」→「詳細設定」で「追加」

 

▼既定のフォルダ(受信トレイなど)のみ開く▼

ファイル→「開く/エクスポート」→「他のユーザーのフォルダー」

 

▼プロファイルの追加▼

ファイル→「アカウント設定」→「プロファイルの管理」→「プロファイルの表示」→「追加」からプロファイル追加

(又はコントロールパネル→メールからプロファイル追加)

 

上記詳しくは「別のユーザーのメールボックスを開く方法(共有) 総まとめ」を参照してください。


 

 

 

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