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Word:変更履歴「最終版」にすると表内の行ごと消えてしまう

 

 


 

 

 

文字列にのみ削除履歴がついているのに、「最終版」にすると行ごと消えてしまう

表内で文字列にのみ削除履歴がついているにも関わらず、「最終版」では行ごと削除されて表示されることがあります。

これは行の削除履歴 も記録されているからです。行の削除履歴が付いてい る箇所で、文字列の削除履歴を元に戻したり、文字入力を したりすると「行の削除履歴はないのに、最終版では消えてしまう」といった現象が起こります。


 ◆ 再現手順 ◆ 

  1. 変更履歴 機能をONにし、 表内の行を選択 −右クリック−「行の削除」をクリック

     

  2. 1の行内の文字列を文字単位で選択し、「削除を元に戻す」をクリック

    行内の文字列にのみ、削除履歴がついているように見える
     

  3. 「最終版」にする

    削除履歴が付いていない(又は挿入履歴がある)文字が存在するのに行ごと消えてしまう。

 

 

 ◆ 回避法 ◆

 

【変更履歴ウィンドウ】を表示すれば、行の削除履歴がついていることが分かります 。行内文字列にのみ削除履歴を付け、行の削除を回避するには以下のように操作します。

  1. 変更履歴ウィンドウの削除履歴上で右クリックし、「削除を元に戻す」

  2. 任意の文字列 のみを選択しDELキーを押して削除履歴をつけ る
    又は
    行を選択しDELキーを押し(行選択→DELキーは行内文字列の削除)任意の文字列のみ「削除を元に戻す」とする

  • Word2007以降では行(表)の削除履歴には塗りつぶし色が設定される為、【行の削除履歴】か【行内文字列の削除履歴】か、簡単に分かるようになっています。

 

 

 

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