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Word2002-2007:スマートタグについて (全概要)

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スマートタグって?

スマートタグとは、文書内の特定の種類のデータを認識してタグマークをつけ、そのタグから目的の操作が行える機能です。例えば文書内の人名を認識し、そこからメールを送信 したり、連絡先に登録できたりします。タグが付けられると紫色の点下線スマートタグ動作ボタンが表示され、ボタン から実行可能な動作メニューが表示されます。

例:人名を入力しEnterキーを押すと…

  • 人名と認識するとスマートタグが付けられ、紫の点下線が 引かれます。

  • 点線をポイントすると、スマートタグ動作ボタンが表示され、ボタンをクリックすると実行可能な動作の一覧が表示されます。

 


スマートタグを有効にするには(Word単位)

全ての文書でスマートタグが付けられるようにするには以下の設定を行います。

 

  1. 「ツール」‐「オートコレクトのオプション」‐「スマートタグ」タブをクリック

  2. 「語句にスマートタグを付ける」にチェックを入れる(データとして認識する対象には任意でチェックを入れる)

  1. 「Wordのオプション」‐「文章校正」−「オートコレクトのオプション」‐「スマートタグ」タブをクリック

  2. 「語句にスマートタグを付ける」にチェックを入れる(データとして認識する対象には任意でチェックを入れる)

この機能はWord単位です。 尚、機能が有効になっているWordで編集しても、"保存時にスマートタグが削除される設定"の文書ではスマートタグは保持されません。


スマートタグを無効にするには(Word単位)

文書内のデータにスマートタグが付けられないようにするには以下の設定を行います。

  1. 「ツール」‐「オートコレクトのオプション」‐「スマートタグ」タブをクリック

  2. 「語句にスマートタグを付ける」のチェックを外す

尚、既に埋め込まれているスマートタグは削除されません。文書からスマートタグを削除するには以下の操作を行います。


文書から既存スマートタグを削除したい場合は?(文書単位)

スマートタグ機能を無効にしても、既にタグが埋め込まれている文書から削除されるわけではありません。文書から既存のスマートタグを削除するには 次の操作をします。

 

 

(1) 保存毎にスマートタグが削除されるようにする

  1. 「ツール」−「オプション」−「保存」タブをクリック

  2. 「スマートタグを埋め込む」のチェックを外して「OK」をクリック

スマートタグ機能が有効になっているWordで編集しても(編集中はスマートタグが表示されますが)保存 時に削除されます。

 

(2) 既存スマートタグを即削除する

  1. 「ツール」−「オートコレクトのオプション」−「スマートタグ」タブをクリック

  2. 「スマートタグの削除」をクリック

既存のスマートタグは削除されます。スマートタグ機能が有効のWordで編集すると再度タグが設定され ます。(削除済みタグも文書オープン時や「再チェック」等で再設定されます)

 

 

(1) 保存毎にスマートタグが削除されるようにする

  1. 「Wordのオプション」−「詳細設定」をクリック

  2. 「次の文書を共有するときに再現性を保つ」枠の「スマートタグを埋め込む」のチェックを外す
     

    スマートタグの機能が有効になっている場合は編集中タグが設定されますが、保存 時に削除されます。対象のファイルを「全ての新規文書」とした場合、全新規文書で保存時にスマートタグが削除されるようになります。

 

(2) 既存スマートタグを即削除する

  1. 「Wordのオプション」‐「文章校正」−「オートコレクトのオプション」‐「スマートタグ」タブをクリック

  2. 「スマートタグの削除」をクリック

     

    既存のスマートタグは削除されます。スマートタグ機能が有効のWordで編集すると再度タグが設定され ます。(削除済みタグも文書オープン時や「再チェック」等で再設定されます)


スマートタグが付くタイミングとは

入力してEnterキーを押した時/ 文章校正を行った時 /「ツール」−「オートコレクトのオプション」-「スマートタグ」タブで「チェック実行」(又は「再チェック」)をクリックした時 / 文書を開いた時… 等です。


スマートタグ を非表示にするには

文書にスマートタグは埋め込まれて もよいが、画面上では紫の点下線を非表示にしたい場合は?

 

 

「ツール」−「オプション」−「表示」タブで「スマートタグ」のチェックを外す

「Wordのオプション」−「詳細設定」−「構成内容の表示」−「スマートタグを表示する」のチェックを外す

実際にはスマートタグは埋め込まれていても紫の点下線は非表示になります。スマートタグが文書に埋め込まれるのは仕方がないが(他の人のPC等で埋め込ま れる等)自分の画面上ではこの下線マークを非表示にしたい時に便利です。画面表示の設定ですので、スマートタグが削除されるわけではありません)


スマートタグ動作ボタンを非表示にするには

 

「ツール」−「オートコレクトのオプション」−「スマートタグ」タブ−「スマートタグ動作ボタンを表示する」のチェックを外す

「Wordのオプション」‐「文章校正」−「オートコレクトのオプション」‐「スマートタグ」タブ −「スマートタグ動作ボタンを表示する」のチェックを外す

※ あくまでも画面表示の設定ですのでスマートタグ が削除されるわけではありません。


開いた文書にスマートタグが埋め込まれているかどうかを確認するには

「ツール」−「オートコレクトのオプション」−「スマートタグ」タブで「スマートタグの削除」がクリックできる状態の時はスマートタグが埋め込まれています。

「Wordのオプション」‐「文章校正」−「オートコレクトのオプション」‐「スマートタグ」タブで「スマートタグの削除」がクリックできる状態の時はスマートタグが埋め込まれています。


スマートタグの動作がおかしい場合

  • スマートタグの機能をONにしていてもスマートタグが付かない、スマートタグは埋め込まれているようだが点線が表示されない

…等スマートタグの動作が明らかにおかしい場合は 、以下のレジストリを削除してみましょう。

  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Commonキーを削除(Word2002の場合は10.0、2007の場合は12.0)


※データをスマートタグとして認識するかどうかはWordが判断する為、意図した結果にならないことがあります。 (例えば人名でもWordが人名と判断しなければタグは付けられない)

 

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