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保存場所ー
C:/Users/プロファイル/AppData/Local/Microsoft/Outlook
及び
C:/Users/プロファイル/AppData/Local/Microsoft/Outlook\16
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役割 ー
Outlook起動時に接続先のサーバーの構成情報を取得する為に必要なファイル。
プロファイルごとに作成される(プロファイル作成都度に作成)Autodiscover.xmlがある為、特定のOutlookプロファイルで起動する時にその情報を読み取って高速起動が可能。
作成タイミングはOutlookプロファイルの追加又は更新時。そのプロファイルに変更(フルアクセスの変更等)があればAutodiscover.xmlも更新されるが何らかの不整合があると再作成される。
Outlookはアカウント作成初回時に自動検出を行う。ドメイン内PCでは自動検出プロセスを開始するためにユーザーのUPNを知る必要があり、UPNはWindows
ログオンに使用されていることが多いのでOutlook はログオン資格情報からUPN にアクセスする。UPN取得の為にOutlook
はまずディレクトリでユーザーを検索する。ユーザーの UPN
を検出すると、その値はプロファイルにキャッシュされ、このユーザーに対して再度検索が行われることはない(ので次回からそのプロファイルで起動できる)
参考:MS情報
Autodiscover.xml