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Excel2010-2016:オートフィルタで表示されたものだけを計算する(SUBTOTAL関数)

 

 

 

 

 

 


 

 

 

■ フィルタ結果のみを対象に検索するには

SUBTOTAL関数を使うと、フィルタリング後の抽出結果だけを対象に計算できます。引数を指定することで計算の種類を変えることができます。

 SUBTOTAL(計算の種類,対象範囲)

計算の種類の引数は以下の通りです。

計算の種類(引数)

オートフィルタ使用中に非表示(手動での非表示も含む)行を計算から除外できます。オートフィルタ使用中以外手動で非表示にしたものは計算から除外できません。

計算の種類(引数)

表示されている行を対象に計算します。 オートフィルタ、手動どちらでも非表示にした行は除外されます。

種類

関数名

1

101

平均

Average

2

102

数値の個数

Count

3

103

データの個数

CountA

4

104

最大値

Max

5

105

最小値

Min

6

106

Product

7

107

標本標準偏差

Stdev

8

108

母標準偏差

StdevP

9

109

合計

Sum

10

110

標本分散

Var

11

111

母分散

Varp

 

例:オートフィルタで表示されているデータ を合計したいなら…(オートフィルタは使用せず、手動で非表示にしたデータは 除外してくれない)

=SUBTOTAL ( 9 , A$1$:A$40$)

 

オートフィルタは使用せず、手動で表示しているデータのみを合計したいないなら…

=SUBTOTAL(109, A$1$:A$40$)

 

★注!引数1~11でも、オートフィルタ使用中(フィルタモード)に手動で非表示にした行は除外できます。オートフィルタは使用せず手動で非表示にした行は除外はできないので、その場合に引数101~110を使います。

 

 

 

 

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