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Word  ≫ 差し込み印刷

Word2010:差し込み印刷で通し番号(連番)を挿入 するには

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

差し込み印刷で通し番号を挿入する方法をご紹介します。いくつかの方法があるので操作しやすいもので行ってください。

 

■ 方法1:データファイル(Excelなど)に連番フィールドを作成する

  1. データファイル(Excel)に連番の列を作成(番号はオートフィルなどで自動入力)

  2. Word差し込み文書に連番フィールドを挿入

■ 方法2:メイン文書に番号フィールドを挿入する

 ラベル ・レター・名簿  対応 

 

◎方法1:MergeRecフィールド の挿入  {MergeRec}

  • 全レコードに連番を割り当てる(除外レコードにも割り当てる)ため、除外レコードがあると番号が飛ぶ 。文書全体で連番を振る。

  1. 「差し込み文書」タブ−「ルール」−「MergeRecord」をクリック →  ≪Merge Record #≫

  2. 「複数ラベルに反映」をクリックし、「完了と差し込み」−「個々のドキュメントの編集」をクリック

 ラベル ・レター・名簿  対応 

 

◎方法2:ListNumフィールド の挿入  {ListNum}

  • 差し込んだレコード分連番を挿入。ラベルとレターではページ毎に1から振り直される(文書で連番にするには抽出後、各ページのセクション区切りを削除するか、各ページ先頭のListNumフィールドに\sスイッチで開始番号を指定する か出力時のみ文書の種類を名簿に変更する)

  1. 1つ目のラベルにカーソルを置き「挿入」タブ−「クイックパーツ」−「フィールド」をクリック

  2. 「分類」を「番号」にし、ListNumを選択し、Number Defaultを選択し、リストのレベル1として「OK」をクリック

    → 番号が挿入されます。(番号書式の変更は番号を右クリック−「段落番号」または「新しい番号書式の定義」で指定)
     

  3. 「複数ラベルに反映」をクリックし「完了と差し込み」−「個々のドキュメントの編集」をクリック

 レター・名簿  対応 

 

◎ 方法3:AutoNumフィールドを挿入する {AutoNum}

  • 差し込んだレコード分、連番を挿入。文書全体で連番を振る。(ラベルでは同一行で同一番号が振られるため使えない)

  1. 「挿入」タブ−「クイックパーツ」−「フィールド」をクリック

  2. 「フィールドの名前」でAutoNumを選択し「書式」で数字書式を選択し「OK」をクリック

 レター・名簿  対応 

 

◎ 方法4:MergeSeqフィールドを挿入する

  • 差し込んだレコード分、連番を挿入。レターではページ毎に連番が振られる( 同一ページは同一番号)1ページ(1メイン文書)につき1レコード差し込みなら問題ありませんが{Next}により数件ずつ差し込むと、それらの番号は同じになります。 (名簿ではMergeSeqフィールドで全レコード分連番を振れる)

  1. 「差し込み文書」タブ−「ルール▼」−「MergeSequence」をクリック

  2. 「完了と差し込み」−「個々のドキュメントの編集」をクリック

 

  ---- 各フィールドの特徴(まとめ) ---- 

 

  特徴 名簿 レター ラベル
MergeRec 全レコードに番号を割り当てる(除外レコードにも割り当てるため、除外すると番号が飛ぶ)文書全体を通して連番を振る。数値書式スイッチを使用可能。
ListNum 差し込んだレコードに連番を振る。ラベル/レターではページ毎に番号が振りなおされるので、全体で連番を振るには\sスイッチで開始番号を指定するか、セクション区切りを削除するか、出力時に「名簿」に切り替える(名簿では全体で連番可能)
AutoNum 差し込んだレコードに連番を振る。文書全体で連番を振り、開始番号の指定はできない。ラベルでは同一行で同一番号が振られるため使えない。番号種類は書式スイッチ(\* arabicなど)で指定できるもののみ。(段落番号からは不可) ×
MergeSeq 名簿及び1件ずつ差し込まれたレター(同一ページに複数レコードでは同じ番号)では連番を振れる。ラベルでは同一行で同一番号が振られるため使えない。レターでは複数ページ出力されると、ページごとに振りなおされるため調整が必要 ×

 

--- フィールド補足 ---

  • (1)第1回などの番号にしたい → 番号の前後に同一文字を付ける場合は手入力する。 対象:MergeRec,MergeSeq,AutoNum,ListNum
    ({MERGEREC})等、{LISTNUM \l 1}など。
     

  • 番号書式を変更したい場合(0001,0002…)→ 数値書式スイッチを入力します。 対象:MERGEREC、MERGESEQ

    1. Alt+F9キーでフィールドコードを表示 → {MERGEREC}

    2. { MERGEREC \# 0000}などと入力

     

  • 番号書式を変更したい → 段落番号から指定    対象:LISTNUM

    1. 番号を選択({LISTNUM}  ←→ 数値の切り替えはAlt+F9キー

    2. 番号を選択し右クリック−「段落番号」または「新しい番号書式の定義」から指定

     

  • 番号書式を変更したい → スイッチで指定    対象:AUTONUM 

    1. Alt+F9キーでフィールドコードを表示 → {AUTONUM}

    2. { AUTONUM \*alphabetic}等と入力(フィールドを右クリック−「フィールドの編集」−「書式」で指定してもOK)

     

  • 開始番号を指定するには → 式フィールドで足し算する(例↓1000から開始 対象:MERGEREC、MERGESEQ 

  1. Alt+F9キーでフィールドコードを表示し{MERGEREC}範囲選択する

  2. Ctrl+F9キーでフィールドコード{  }を入力しを入力 → {={MERGEREC}}

  3. + 999 と入力 → {={MERGEREC} +999 }

  4. Alt+F9キーを押し、F9キーを押して更新する → 1000

  • 開始番号を指定するには → 開始番号スイッチで指定する   対象:LISTNUM
    {LISTNUM \l 1 \s 3}

※AUTONUMでは開始番号は指定できません。

 

 

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