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Windows7:exFATとは

 

 

 

 


 

 

 

exFATは、Microsoftがリムーバブルメディア向けに開発したファイルシステムでFAT32の拡張版です。最近では巨大動画ファイルを扱うのは当たり前になってきましたが、FAT32では大容量のデータを扱う上で様々な制限がありました。 それを回避するためにexFATは作られました。

 

exFATファイルシステムの主な特徴

  • 対応OS:Vista、Windows7、Windows XP、Windows Server2003、Windows Server2008、これら以降のOS
    ※注 Windows Server2003とWindows XP(SP2〜)は更新プログラムを適用する必要があります。

  • FAT32では扱えるデータ量(1パーティションあたりの作成可能サイズ)が32GBまでであったのに対し、64ZBまで可能

  • 1ファイルの容量が4GB以上(16EB(160億GB)まで)可能 ※FAT32では1ファイルあたり4GBまで

  • リムーバブルメディア用のファイルシステムであり、内蔵HDDはサポートしていない

  • MAC,Windowsの両方に対応しているため、外付けHDDなどを共有できる

 

従来のファイルシステムとの比較

これまでWindowsで利用されてきたファイルシステムとの比較を簡単にまとめてみました。

FAT

FAT32

exFAT

NTFS

  • Windows3.1、NT、DOS

  • クラスタサイズ16KB〜

 

  • 95/98/ME/2000/XP/Vista/7

  • クラスタサイズ4KB〜
  • 1パーティション32GBまで
  • 1ファイルにつき最大4GBまで(W98は2GBまで)
  • Macにも対応

 

  • Vista/7/XP/2003Svr/2008Svr

  • クラスタサイズ4KB〜
  • 1パーティション32GB以上の作成が可能(64ZBまで)
  • 1ファイルにつき最大16EB(160億GBまで)
  • Macにも対応

 

  • NT4.0/2000/XP/Vista/7

  • クラスタサイズ4KB〜
  • ファイル/フォルダレベルでアクセス許可が可能
  • 1ファイルにつき4GB以上可能(制限なし)
  • ファイル/フォルダの圧縮可能
  • 暗号化が可能
  • ディスククォータ可能

 

 

 

 

 

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