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				1行おきに入力されているデータを合計する方法を御紹介します。   
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					方法1: 行番号が偶数(奇数)なら…という配列数式で算出する 
				
				
				行番号が偶数(または奇数)の行を対象に計算します。(配列数式) 
					
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						基本知識 
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							= ROW(セル) 
							行番号を出す
							
							
							=ISEVEN(引数)  
							偶数ならTRUE
							
							=ISODD(引数)    
							奇数ならTRUE |    
				
				 偶数行を合計する場合 
				 
				  
				{= SUM(IF(ISEVEN(ROW(範囲)) 
				, 計算範囲, 0 ))} 
				  
				
				 奇数行を合計する場合 
				   
				{=SUM(IF(ISODD(ROW(範囲)),計算範囲,0))}   
				
				★ 入力例:配列数式は次のように入力します。 
					
					
					=SUM (IF (ISEVEN (ROW (B2:B7) ) , B2:B7 , 0 ) )
					と入力
					
					確定前に CTRL+SHIFT+ENTERキーを押して確定{= SUM (IF (ISEVEN ( ROW 
					(B2:B7) ),B2:B7,0) ) }
 
 
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					方法2:行番号を2で割り、余剰が0(又は1)の場合は〜という配列数式を作る 
				
				数は2で割ると偶数は必ず余剰が0、奇数は1になるのでこれを利用します。MOD関数は割り算の余剰を出す関数です(例:MOD(7,2) → 7÷2の余剰で1)
 
				  
				{ 
					= SUM (IF 
				(MOD (ROW(範囲),2) = 0,範囲))}
					
					 
 
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					方法3:隣列に交互に異なるデータを入力し、SUMIF関数で計算する 
				
					
					
					C列に「○」「×」を オートフィルで交互に入力
 
  
					
					合計を出したいセルをアクティブにし、SUMIF関数で以下の通り入力
  
					
						
						
						
						
						
						SUMIF (C2:C7 , "○" , B2:B7 )◆ SUMIF (条件の対象範囲, 条件, 計算の範囲)
 
						
						→ C列が「○」の行はB列を合計する 
 
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					方法4:隣列に交互に異なるデータを入力し、配列数式で合計する 
				
					
					
					C列に交互に異なるデータ(○×)を入力
					
					合計を出したいセルをアクティブにし、=SUM(IF(C2:C7="○",B2:B7,"")という式を入力し、「Ctrl」+「Shift」+「Enter」キーを押す |