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Word  計算式をマスターする

4. 数値の表示形式

   

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

Word の計算式をマスターする:CONTENTS

  1. 計算式を入力するには

  2. Wordで使える関数と演算子

  3. 引数の種類

  4. 数値の表示形式

  5. 計算結果(答え)の更新

関連QA:計算式でセル参照を使うには(セル番地を指定)


■ 数値の表示形式について

数値の表示形式は、\#の後に指定します (数値書式スイッチ)\# "#,##0円"  → 1,900円

数値の書式\*の後に指定します(数値変換スイッチ) \* alphabetic  など →  abc

★ 参考:数値フィールド スイッチ一覧

例えば3桁区切りで円を付けたい場合は、\# "#,##0円"と入力します。

 

{ =sum(a1:a2 \#  #,##0) }  { =sum(a1:a2 \# "#,##0円")} など

 

ここでは表示形式を指定する\#スイッチについてご紹介します。

0
 

桁数を指定することができます。例えば2桁なら「00」と入力します。有効な整数は全て表示し指定した桁数より少ない場合は0を表示します。尚、小数点以下は四捨五入されます。


≪例≫   \# 00  の場合…

  • 6 → 06

  • 6.65 → 07

≪例≫   \# 0  の場合…

  • 6.8 → 7

  • 12.9 → 13

≪例≫   \# 0.0  の場合…

  • 4.39 → 4.4

  • 5 → 5.0

※ 小数点以下第1位までの表示(四捨五入)の場合は、「0.0」という数値形式がベスト です。 (#.0だと0の時に .0となる0.0なら0.0)

 

#
 

桁数を指定します。有効な整数は全て表示しますが、指定した桁数より少ない結果(##に対し、1桁の数値、等)や不要なゼロはスペースが表示されます。

≪例≫   \# ##  の場合…

  • 6 →   6

  • 6.65 →   7

≪例≫   \# #  の場合…

  • 6.8 → 7

  • 12.9 → 13

≪例≫   \# #.#  の場合…

  • 4.39 → 4.4

  • 5 → 5. 

#,##0
 

桁区切りスタイルを指定します。
{ =50000 \# #,##0) } → 50,000

その他の文字
 

¥#  "" 内に 入力すれば、文字も表示可能です。
{ =800 \# "0人" } → 800人

 

文字列と組み合わせる場合は'  'で囲みます。

{ =80.56  \#  #.0 'キロ' }  → 80.6キロ

正の数と負の数で数値表示結果を分ける場合


\# "正の書式;負の書式"


{ \# "#,##0儲け;#,##0損" }

  • -6000 → 6,000損

  • 80000 → 80,000儲け

 

≪ 数値書式サンプル ≫

次へ ≫  5.計算結果の更新

 

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